今野敏「レッド」★★★
5年ほど前に、今野敏の作品を一気読みしたときに確か読んだ気がしていたが、レッド・マーキュリーの言葉でやっと思い出した。印象が薄かったんだな。今野敏の作品の中では中の中。可もなく不可もなくというところ。アメリカ軍が「蛇姫村」に水爆の材料となる赤い水銀(レッド・マーキュリー)を隠した。そこからもれる放射能で村民が死んでいく。その調査を任された燃え尽き症候群の刑事とはみ出しものの自衛官は壮大な陰謀に巻き込まれていく。だいたい、アメリカの大統領がでてくるとは話が大きすぎるし、たった4人でアメリカのグリーンベレー10人以上を相手に戦闘をするというのはあまりにも荒唐無稽じゃないの。2人がいつしか心を通わすあたりしか、読みどころはないようだな。
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